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マイナス×マイナス

統合失調症な人工知能エンジニアのブログ/ 博士(工学)

andLinux で日本語入力する (KDE + uim + anthy)

f:id:mssmkmr:20080723172134p:image

http://www.moongift.jp/2008/02/andlinux/で紹介されていた andLinux を使ってみる.簡単にググった限りでは,日本語化の情報も無いようだし,日本語が入力できずに四苦八苦していた.何とかできるようになったので,その過程をメモっとく*1はじめは,skim + anthy で動かそうとしたが,なぜかうまくいかない,im-switch -c で変えても反映されず.そこで,無理矢理,uimで動かすことにした.

インストール

一応,インストールから解説する.・・・私はつまずいたので.
さて,まずは,http://www.andlinux.org/downloads.php から KDE version をダウンロード&インストール.私は,手動起動の NT service でインストールしました.

ここで,Windows で ファイアウォールが動いている場合は,TAP-Colinux の 81番ポートをあける必要がある. Windows ファイアウォールの場合は,コントロールパネルから,「Windows ファイアウォール」→「詳細設定」タブ→「ネットワーク接続の設定」→「TAP-Colinux」を選んで設定から,「設定」ボタンから,サービスを追加する.設定項目は以下の通り.

サービスの説明: andLinux (なんでもいい)
IP Address: 192.168.11.1
外部ポート:81
内部ポート: 81
「TCP」をチェック

面倒な場合は,TAP-Colinux のチェックを外しファイアウォールの監視対象から外すことで動くようにはなるだろう.

設定

まず,"Start andLinux"して,KConsole か,andLinux Console(FLTK) を開く.andLinux Console(FLTK)はUbuntuをリブートするときに使うので,使わなくても立ち上げておくと便利だ.さて,以下の設定は全て,rootでログインしていると仮定している.というか,andLinuxの場合システムトレイから アプリケーションを起動すると rootとして実行される*2. まず,Ubuntuの日本語ローカライズドパッケージをまとめてインストールする.
http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized に倣って,Ubuntu Japanese Teamのパッケージレポジトリを追加して,apt-get upgradeする.

 wget -q http://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | apt-key add -
 wget http://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/gutsy.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list
 apt-get update
 apt-get upgrade

今回は KDE なので kubuntu-desktop-ja をインストールする*3

 apt-get install kubuntu-desktop-ja

次にuim関連のパッケージをインストールする.

 apt-get install uim uim-anthy uim-qt

ここから先は,あまり自身が無い.おそらく,もっとうまい方法があるだろう.とりあえず,http://genky.justblog.jp/article/2007/07/ubuntuanthyscim_b053.html を参考にして設定をする.まず,「Genkyのメモ帳」の説明どおり, /etc/X11/xinit/xinput.d/uim-toolbar-qt を編集する.

# UIM with GTK toolbar indicator
XIM=uim
XIM_PROGRAM=/usr/bin/uim-xim
XIM_ARGS=
GTK_IM_MODULE=uim
QT_IM_MODULE=uim
# It seems to me that the system needs to be initialized.
# Folowing trick will wait 10 seconds without slowing down X start up.
XIM_PROGRAM_XTRA="(sleep 10; uim-toolbar-gtk)"
DEPENDS="uim-xim,uim-gtk2.0|uim-qt,uim-anthy|uim-canna|uim-prime
uim-skk uim-m17nlib"
XMODIFIERS=@im=uim

次に,update-alternatives --config xinput-ja_JP を実行して,uim-toolbar-qtを選ぶ*4.「Genkyのメモ帳」さんの場合はここで再起動すると変更されたようだが,私の場合はうまくいかなかった.そもそも参考サイトはandLinuxじゃないしね.そこで,uim-toolbar-qt の内容をそのまま .bashrc で設定する,という暴挙にでることにした.ここで同時に 環境変数LANGや uim-toolbarの立ち上げも行うことにする. .bashrc に,以下の内容を追加する.環境変数をいろいろ exportしているため.何か副作用がありそうだ.

export LANG="ja_JP.UTF-8"
# UIM with GTK toolbar indicator
export XIM=uim
export XIM_PROGRAM=/usr/bin/uim-xim
export XIM_ARGS=
export GTK_IM_MODULE=uim
export QT_IM_MODULE=uim
# It seems to me that the system needs to be initialized.
# Folowing trick will wait 10 seconds without slowing down X start up.
export XIM_PROGRAM_XTRA="(sleep 10; uim-toolbar-gtk)"
export DEPENDS="uim-xim,uim-gtk2.0|uim-qt,uim-anthy|uim-canna|uim-prime
uim-skk uim-m17nlib"
export XMODIFIERS=@im=uim uim-toolbar-qt > /dev/null 2> /dev/null &

さて,ここで ubuntu を再起動する.andLinux Console (FLTK)のメニューから Monitor → Rebootとする.再起動が完了したら,日本語入力のテストを行う.この時点で,画面上に UIMのツールバーが表示されているはずだ.とりあえず, Kedit を開いてみる(KConsole を開いて kedit & する.) Shift+Space か [半角/全角]キーを押すと,日本語入力モードになり,日本語が入力できるようになっていると思う.

KDEの設定(おまけ)

必要ないかもしれないが,KDEロケールに日本語を追加しておく.KControl を開いて,「地域&アクセシビリティ」の「国と言語」の「ロケール」タブ*5を選んで,「言語の追加」→「その他」→「Japanese」を選ぶ.ついでにフォントも変えておく.

・・・うーん

*1:でも,中途半端な感じなので,詳しい方がいたらもっとよい方法を教えてくれないだろうか.

*2:別のユーザで起動する方法もあるんだろうけど.

*3:Gnomeスキーの人は ubuntu-desktop-jaを入れる.その場合ここに書いたの設定で動くかどうかはわからない.ただし,ちょっとした調整で動きそうな気はする.

*4:「Genkyのメモ帳」さんでは uim-toolbar-qt では無く,uim-toolbar になっている.私は qtのツールバーのほうがきれいだと思うのでこちらにした.

*5:ここでは,まだ,KDEロケールは英語になっているはずなのだが,KDEのメニューは日本語化されていた.kubuntu-deskto-jaがある程度の設定を自動で行ってくれるためか環境変数LANGが聞いているためだろうか.