マイナス×マイナス

メンヘラ人工知能エンジニアのブログ/ 博士(工学)

病気と私

 今日は一日にわたってだるかった。不安感がくるかと思っていたら、無気力感がきたようだ。買いためてあったレトルト食品に救われた。無気力感は治まってきたが、心理状態はよろしくない。
 病気になってから、私の興味の範囲は非常に狭まってしまった。病気の問題がどうなるのかという問題だけが興味の対象となってしまったようだ。病気が私の人生を支配しているのだ。研究にも趣味にも身が入らない。心から楽しむことが無くなっている。これは統合失調症陰性症状であろう。薬は私の状況を劇的に改善したが、完全にもとのようではない。脳の報酬系であり意欲や快楽に関係しているドーパミンD1の機能が病気によって損なわれるという事と関係があるのだろう。快感情を奪われて生きるのは苦痛だ。
 こういう状態になると、生きる意味を考えずにはいられない。人間は快楽を感じることでこの問題から目をそらしていられるのだろう。何かを成し遂げられそうには思えないし、快楽に酔って気を紛らわすこともできない。これを書くのにすら休み休み1時間近くかかっているのだ。