マイナス×マイナス

統合失調症な人工知能エンジニアのブログ/ 博士(工学)

アンヘドニア

 他には、何をしていても楽しくないというような無快楽症(アンヘドニア)の症状を感じます。アンヘドニア統合失調症陰性症状やうつ状態の時に起こる症状です。昔はもっといろいろなことに心が動いていたように思うのですが、今は全く感動を感じません。映画、音楽、美術、ゲーム、インターネット、雑談、研究、昔は楽しんでいた様々な娯楽にあまり心が動かないのです。あまり笑うこともなくなりました。楽しくないというのは苦痛です。暇つぶしの為に、何らかの活動をするのですが、それを心から楽しめないのです。
 このような状態になると、生きている意味を問わずにいられません。V.フランクルは生きている意味を問うこと自体が間違いで、むしろ我々のほうが生きるという問に常に答えていかなければならないのだ、というような事を言います。それが真理でしょう。ですが、快楽に逃避できないと生きていく事の意味に押しつぶされそうになるのです。
 昨日、ツイッターでフォローしていた方が自殺したという連絡を家族の方から頂きました。その方も統合失調症を患っていて、入院中だったとのことです。窒息による心不全と聞きました。この病気の症状には希死念慮を抱くことがあるので、患者の自殺率は10%もあります。私もこんな状態ですので、そのことには大きなショックを受けました。苦しみに耐えること自体に意味を見出さなければならないのでしょうか。
 陰性症状が回復するのには年単位の長い時間がかかるといいます。派手な陽性症状よりも患者たちは陰性症状に長く苦しんでいるのです。

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