読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

マイナス×マイナス

統合失調症な人工知能エンジニアのブログ/ 博士(工学)

福島第1原発1号機、炉心溶融

 今日、東北地方太平洋沖大地震の余震の影響で、福島第1原発1号機が炉心溶融した。地震の影響で停電が起こり、予備のディーゼル発電機が2台とも起動せず、炉心の冷却ができなかったためだ。今もなお、予断を許さない状況だ。原発の炉心のある建物が水素爆発で吹っ飛んだが、格納容器は崩壊せず、今のところチェルノブイリ級の事故にならずに済んでいる。この、格納建家の爆発が報告されたのは、実に2時間もあとのことだった。パニックにならないようにとの配慮だろうが、真実を知りたいという気持ちのほうが強かった。
 ustreamで、「原子力資料情報室より今回の原発についての会見中継」を見ている。原子炉の設計者の説明で、今日の事故がいかに切羽詰ったものだったのかを知った。今回の事故で、冷却装置が動かないという事は設計上の想定を超えたシビアアクシデントであり、格納容器の損傷の可能性もあったとのことだ。
 今は格納容器内に海水を充満させ、燃料の冷却を図っているとのことだ。そう、作業者は確実に被ばくするだろう。しかし、これで、事態は沈静化するだろうか。
 今回の事故を受けて反原発運動が高まるだろう。原子力発電には今回のようなリスクがついてまわる。しかし、現時点で原発以外の選択肢はないように思う。火力発電にはCO2の問題がある。他の発電方式だけでは発電量が足りない。今回の事故を教訓にして原発の設計、運用体制に生かしていく必要があるだろう。
 関係ないが、こういう放送を見ていても不安感が襲ってこなかったのは、ワイパックスさんのおかげだろう。
 (追記)ちょっと手を加えた