マイナス×マイナス

メンヘラ人工知能エンジニアのブログ/ 博士(工学)

エビリファイ液の感想

 心臓の違和感、緊張感などを伝えたら医師から頓服としてエビリファイ液0.1% 3mgを処方された話を先日書きました。今日はその感想を書いてみようと思います。

 当たり前の話として、液剤は水がなくても飲めるので頓服に向いていると感じます。むしろ、お茶等に混ぜると沈殿する(固まる?)そうです。味もまあまあです。エビリファイルーランのように食事の影響を受けないので時間を気にせずに飲める点も頓服用として適しています。効果も十分あるようで満足しています。心配していた錐体外路系の副作用(アカシジアなど)も出ませんでした。

 一方、効果時間ですが、飲んでから1~2時間ぐらいで効果が発現し、体感では効果が切れるのは6時間ぐらいです。エビリファイの血中濃度最大時間(Tmax)は3時間なので効果が発現する時間については納得です。まあ、頓服用としてはもう少し早く効いて欲しいところです。最終相の血中濃度半減期(t1/2)は60時間だそうですが、血中濃度曲線下面積(AUC)を見る限り、投与直後の半減期はもっと短いようです。体感の効果時間が6時間ぐらいなのも仕方ないかと感じます。こういう薬の血中濃度半減期が2相性を示すのは、どうやらよくあることらしい。ルーランもそうだしね。本当はここにAUCのグラフを載せたいところですけれど、権利的にどうなのかわからないので、リンクを貼るだけにしておきます。

- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1179045S1021_1_11/1179045S1021_1_11?view=body#476

もう少し、効果時間が長いと良いのですが...。

 心配していたアカシジアが全く発現しないので、メインの薬をエビリファイに変えるべきかどうかを少し悩んでいます。効果も十分なようですし、アキネトンを飲まなくて良くなるかもしれないことは、魅力的です。アキネトンの副作用の口渇を感じているからです。ルーランエビリファイでは臨床成績はどっこいどっこいのようですが、私にはエビリファイが合っているようにも感じます。しかし、本当の所はまだわかりません。今回はルーランエビリファイを重ねがけしたので、エビリファイの効果が大きく見えるだけかもしれません。また、エビリファイルーランと同じぐらい陰性症状を抑えることができるのかどうかは、試してみないことにはなんとも言えません。

 さて、次の診察まであと3日、残りのエビ液は2回分です。明日はエビ液なしで耐えてみようかと思います。もし明日、心臓の違和感や動悸が強くなるようなら、月曜か火曜にエビリファイ液を抜かないといけません。それは少し、困ってしまいます。体調がいい時に飲み忘れたワイパックスが余っているので、日曜はそれを使って乗り切ることにします。