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マイナス×マイナス

統合失調症な人工知能エンジニアのブログ/ 博士(工学)

統合失調症にナイアシン療法は効かないよ

 前使っていた、はてなダイアリーのほうに、アドレノクロム仮説と憑依説を信じているらしい人がいるみたいなので補足しておく。憑依説のほうは論じる必要もないだろう。反証可能性のない疑似科学だし。

Complementary Schizophrenia Treatments#niacin

 ナイアシン療法はすでに医学的に否定されている。

統合失調症を「治癒」するものとしてナイアシンのマーケティングはエイブラハム・ホッファー博士によって、30年以上前(注:この訳を書いている時点から見れば50年以上前)から始まった。この統合失調症分野において、もっとも「楽観的」なものとして分類しなければならない方法は、多くの反証研究あったにも関わらず、ホッファー博士によって推進された。

 (略)

 デマルコ博士は以下のように書いた。統合失調症の治療の進展した1950年代に、エイブラハム・ホッファー博士は(ナイアシン療法)を展開した。しかし、これは1970年までに実を結すばないことが証明された。1973年7月に、ホッファー博士らの研究はAmerican Psychiatric Association Task Force Reporによって、初期の方法論的欠点があると議論されている。

 近年、新しい薬は優れた副作用プロフィールを持ち、社会的・職業的機能とでかなりの改善がみられることが証明されている。

 初期の介入プログラムにより、疾患の重篤な障害のいくつかを防ぐべきである。

 統合失調症のような深刻な病気では、証明された治療を必要とする。統合失調症の「代替」治療としてのビタミン療法は推奨されない。


デイビッド・アーウィン博士
精神医学部
バンクーバー総合病院
バンクーバー1998年1月23日日曜日

統合失調症のアヤシイ治療法

 

以下、ブコメへの反論:

t_massann 統合失調症には効かないかも知れないが、そうでない人が統合失調症と診断されている可能性があるから。自閉症と診断された人の一部にてんかんの人がいるのと同じ。あとNHKで大学病院の医師がナイアシンに言及している

リンク先も読んでいらっしゃらないようだが、一応反論する。

前半部分に対して、

 そのそうでない人(誤診の人)に対してナイアシンが効く、という反論にすらなっていない。誤診の人はキチンとセカンドオピニオンを受けておくれ。 

後半部分にたいして、

 いくら権威のある人や機関(上記では大学病院の医師、NHK)が論じていようが関係はない。それがEBMというものだ。誰が言っていても関係ない。効果がないことが統計的に証明されている。ちなみにこういった論述(詭弁)の方法を、「権威主義」という。あからさまな詭弁である。

 ナイアシン統合失調症に効果がないことが統計的に証明されているのだ。