マイナス×マイナス

メンヘラ人工知能エンジニアのブログ/ 博士(工学)

倦怠感とクラクション

 相変わらず私の体調はよくなったり悪くなったりします。先週は研究室の合宿&研究会コンボという非常に忙しい週だったのですが、体調はいつになくよかったです。人より疲れやすいというのはあるのですけれど、特に倦怠感に襲われることもなく、乗り切ることができました。ルーランを増量してから3日目ぐらいに体調が回復したので、これはルーラン増量の効果と見てよいと思います。
 しかし、昨日、今日は倦怠感があってかなり辛かったです。特に昨日は強い倦怠感があって、半日ぐらいベッドから起き上がれませんでした。目は覚めているのですが身体をベッドから起き上がらせることができないのです。もう何度も体験した症状ですが、抵抗する方法がわかりません。夜には回復したので、食パンと牛乳を摂って薬を飲んで、なんとか家庭教師には行くことが出来ました。今日も朝から倦怠感があって、バイトをしている間もだるくて大変でした。立っているだけでだるい状態なのに、掃除をしたりお皿を洗ったりしなければならないのはかなりしんどかったです。バイトの残り時間1時間ぐらいの時間になると、身体から倦怠感が抜けていくのがはっきりとわかりました。このことから、この倦怠感が疲労によって起こっているわけではないことがわかります。統合失調症陰性症状によるものなのです。結局、夕方ぐらいから体調が回復して、今はあまりだるくありません。
 倦怠感というのは激しさはないのですが、厄介な症状です。もともと、私は統合失調症の陽性症状にはほとんど苦しんでいません。軽い幻聴があったぐらいです。ルーランで簡単に収まりました。しかし、陰性症状のほうはそうはいきません。この倦怠感を健康な人に伝えるのは難しいでしょう。一度、「はちみつで満たしたプールの中を泳いでいる感じ」とう喩え話を聞いたことがあるのですが、まさにそんな感じです。一挙手一投足がだるくて仕方ないのです。こういう状態では、社会生活を営むのは無理があります。私が今の状態で、フルタイムの仕事で働いていたとすれば、無断欠勤を繰り返す怠けもの社員の烙印を押されているでしょう。今のバイトや家庭教師は時間が短かったり、始まるのが遅かったりするので、危なげながらもなんとか乗りきれているに過ぎません。
 栄養療法的なものにも手を出しているのですけれど、効果は全く感じません。ビタミンBがやる気を出すとか、L-アルギニン酸が滋養強壮にいいとか、グリシン陰性症状に効くとか聞いて試してみているのですが、特に改善した気はありません。効果を感じるのは抗精神病薬ルーランだけです。現状では、非定型抗精神病薬に勝る治療法はないのでしょう。しかし、ルーランが完全に倦怠感を解消してくれるわけではありません。
 あと、昨日と今日は車や原付を運転していると無性にクラクションを鳴らしたい衝動に駆られて困りました。もちろん、実際に鳴らすと迷惑なので鳴らしません。特に強い衝動でもないので簡単に抑えこむことができます。イライラして仕方ないということもありません。しかし、これは病気の症状かもしれません。ちょうど明日が診察日なので、医者に相談してみようかなあと思っています。こんなことをいうと気分安定薬がでそうなので、本当はあんまりいいたくないのです。できるだけ薬は少ないほうがいいのではないかと思うからです。しかし、これが症状の悪化の前兆かもしれないと思うと話しておいたほうがいいのではないかと思うのです。一時期、不安感が強かったときに気分安定薬バレリンを飲んでいたことがあります。その時はあまり効いた印象がありませんでした。バレリンを頓服で飲むというのが無理があったのかもしれません。おそらく、担当医はベンゾジアゼピンを出したくなかったので、バレリンを出したのでしょう。また、バレリンのお世話になるかもしれません。