日常
最近になってやっと会社での仕事が日常の一部であると考えられるようになった。会社は戦場でもあるが、たしかに私の日常の一部なのだ。
日常はとても良い。予め起こることが大体にしてわかりそれに順応していく。大学で過ごしていた時ほどは自由ではない(例えば休憩時間にソファーに寝転べない)が、私はそれになれていく。このようにリラックスして仕事を行えることが大きくストレスを減らしてくれる。
ストレスにならない生活は再発頻度を下げ、病気療養にも良い。主治医からも落ち着いてきましたね、とお墨付きだ。
私の所属する部署は、音響ホゲホゲ課というような名前で、要するに音声をデコーダーに入れる前にホゲホゲするところだ。もちろん他の仕事もすることもある。私はこの部署に所属していることに誇りを持っている。研究マターが大きいためだ。
先週には会社の全体会議なる行事があった。社員全員参加の会議というか聴講会である。そこで、親会社の取締役と話しいろいろなことがわかった。私はカスタマーのニーズを全く知らないのだ。私は単に論文から情報を得たり自分で考えた方法を試したりそれで満足していた。しかし、会社が生き残るためにはお金を生まないとならないのだ。サービスを考えるのは企画部の仕事かも知れないが、できるよ、と言ったり、作ったりしないといけないのだ。もっと企画、営業の人との対話が必要だ。少し脱線したが個人ブログなのでそんなものだろう。
インヴェガへの変薬は失敗に終わった
エビリファイからインヴェガに変えつつあると先日書いた。しかし、この変薬は失敗に終わった。きょうの診察で元のようにメジャートランキライザーはエビリファイ一つになった(細かいとこつくと睡眠薬の補助としてコントミンを飲んでいます)。
もちろんすべてを試したわけではない。しかし、エビリファイはなんだかんだと言っても私にあっている薬なのだろう。今回の挑戦で身にしみた。売上高No.1は伊達ではない。
いまは、エビリファイの後継薬とされるレキサルティの発売を待っている。これも合わないかもしれない。しかし、アカシジアのない生活はとてもゆったりしたものだった。レキサルティは陰性症状への効果も高く副作用も少ないと聞く。実際にどの程度の実力なのかは試してみないとわからない。
さらばインヴェガ、おかえりなさいエビリファイ。
エビリファイからインヴェガに変えつつあるよ
今日で土日月と3日たつことになる。土曜日の夜から足のムズムズ感というか、アカシジアが始まった。これは、離脱性のものと考えている。日曜日は全く起きていられなかった。目は覚めるけれど、起き上がれないような状態であった。
こんな調子で明日会社に行けるのか?と思っていた。それで、案の定、遅刻するわけである。朝も目覚めていない感覚が強く、なかなかスクリプトに手が伸びなかった。仕事になったのは3時以降のことだ。
そして今にいたるわけである。午後の作業は問題なく進行し、とりあえずは甘めにつけたスケジュールより少し遅い程度の進行だ。本丸はこれからだ。
まだまだ飲んで日が浅いため、インヴェガに対する効き方や感想は後日にまとめることにする。
いまは、いろいろ問題を抱えている。予定通りに行けば12月になれば少しは持ち直すのだけれど、それまでは耐え忍ばなければならない。
教育訓練給付金がもらえる
一年間、教育訓練給付金コースで英会話を受けていた。試験も無事通過。英会話学校に支払った額の20%が返ってくる。
気持ち贅沢になってしまう。しかし、もともと払ったものが戻ってきているだけで、別にお金が増えたわけではない。ここはぐぐっと我慢の貯金です。たかが10万、されど10万。毎月の支払いもありますからね。
ところで、私のお給料安すぎるのではと思う。住宅補助もなくなってしまった。博士号割増とかないのかな。
感情の平板化と意欲の低下
統合失調症患者が感じる疲れは、あまり語られていないと感じる。
私の場合は、いわゆる鉛様性疲労感というものに近い。加えて感情も平板化しているようだ。なかなかやる気が出ないのである、なかなかうまい解決法がなく、すぐに疲れてしまうので休み休み動いている。
感情の平板化や意欲の低下はすべてをどうでもいいと感じさせる。本当に何もかもどうでもいい。
この連休中に回復したいものだ。
小さな裁量権がほしい
上司とうまくいっていない感じである。上司は介入したがる。私は自分にまかせられた範囲内での裁量権がほしい。
いさかいの経緯はこうだ。
わたしのあるプログラムにはバグがあることがわかっている。(これは、現時点では修正済みだ。)わたしは、バグフィクスが優先と考えてそれを修正しデータをとろうとしていた。
その状態での上司の命令は、バグがあってよいからグラフをかけというものであった。指示通り動け、私が言ったのだ、と。これは、全く納得できない指示だ。
「計算結果が間違っていますが、これがグラフです」
「お前はバカか?」
という会話が容易に予測される。上司は上の例のようにあきれるであろう。
私がほしいのは小さな裁量権だ。3~4日の仕事のゴールに至る最適なパスを考え、実行したいだけなのだ。操り人形では仕事はつまらない。