マイナス×マイナス

メンヘラ人工知能エンジニアのブログ/ 博士(工学)

非常勤講師

 博士後期課程へ進学したけれど基本的な生活は変わっていません。所属は「電子・情報工学専攻」に変わりましたが、研究室はそのまま、机もそのままです(という感じですよ、はぴこさん)。ひとつ変わったことといえば、専門学校の非常勤講師になったことでしょう。

 専門学校の学生に一般教養として、情報処理を教えています。友人たちにわかりやすくいうなら、高専1年次の情報処理の授業を想像するといいでしょう。学生さん達の専攻とはまったく正反対の授業なため、食いつきは正直あまりよくありません。お堅い授業をなんとかやわらかく進めるようにがんばる必要がありそうです*1

いまは少しタイピングを教えてみようかとも考えています。身に着ければとても便利なのは間違いなしです。みんなが感じるほどは難しくないというのも理由です。私が学部3年の時の実験―同期のみんなにとっては悪夢となっているでしょう―の一番初めにタイピングの授業があり、そのときほとんどキーボードがさわれなかった人もそれなりに打てるようになっていました。とはいえ、コンピュータをほぼ知らない人達に、私達が使ったようなCUIソフトでは敷居が高すぎると思うので少し探してみました。すぐにタイピングソフトレビューというページが見つかります。ただし、学校の授業で用いるので TYPING OF THE DEAD のようなゲーム性の高いソフトでは困るわけです。市販ソフトにはライセンスというややこしい問題もあります。となると残るのは、 タイプウェル美佳のタイプトレーナーの2つです。タイプウェルはやや玄人向けに感じたので、「美佳のタイプトレーナー」を持っていこうと思っています*2。大学、短大の授業教材でも採用されているのもポイントが高かったです。さて、実際の授業ではどうなるか…。

*1:さすがに ENIACとかEDSACとかについてくるとは思っていませんでしたが・・・、連携講座のためいろいろシガラミがあるのです。

*2:このなんとも…な名前は、作者の大学時代の彼女なのだとか