中途覚醒の夜空に
現職で求められる水準はかなり高い。もちろん、そこで働いている同僚たちの能力もとても高い。皆さん博士持ち程度の能力があるだろう。
私は今はある企業の音声認識のサポートをしている。私自身は認識処理を行うわけではなく、音響分析をしてうまく学習できるように特徴抽出を工夫している。企業が気づかなかった、データを出すのが仕事だ。
独語をなおす、というか控えめにしなければならない。しかし、これは、統合失調症のフィルター機能障害のためだ。なおすのはなかなか難しい。上司から「正直邪魔なんで」、とすら言われた。まあ、良くも悪くもドライな人である。そんいう私も、そんなことは全く気にしない、マイペース人間だ。
昨日は、予想していた通りの、ある現象をみつけ、その修正をおこなった。仮説検証、科学の基本だ。
言われたことを機械的に処理するのではなく、ある程度の自己裁量権がある環境はなんと楽しいことだろう。その分、責任が大きいことも気に止めなくてはならない。それでも、私もやれるではないかと思っている。